「陰のものに対しても、実際は、人間の脳が陰のパワーがあるかのように反応しているのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、陰の物や陰のゲームで経絡的な機能低下が起こり、老化が進んで死んでいくのは、人間の1人芝居のようなものなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。目や爪や髪の毛や大便は、普通、陰ですが、そういうものが陰だということを決めるのも、その人の脳だし、その経絡的な影響で脳や内臓が機能低下していくのも、その人の脳がやっているのです。」

「人間の脳は、自らを老化させ、死んでいくように進化しているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。昆虫や恐竜の子孫の鳥類でさえ、今でも繁栄しているのですから、それよりさらに進化した哺乳類は、自ら死ぬ機構を持つことが必要だったのだと推定しています。」

「自ら死ぬ機構を持たない哺乳類は、増えすぎてインフルエンザで絶滅してしまったということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。そして、進化して生き残った現代人は自ら死んでいこうとしていることに気がつきません。経絡のシステムに気がつかないように脳の機能が低下しているのです。」

「自ら死んでいこうとしていることに気がつくようであれば、人間が増えすぎてインフルエンザで絶滅していたということになるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、なぜ、頭の悪い人間が現代文明を築き上げることができたのですか」と町会長。

「うり坊の能力を考えると、人間の幼児の能力は極めて低いのです。」

「と言いますと?」と町会長。

「人間の幼児の能力が極めて低いので、長期間にわたって親が養育し、生き延びるための知識や技術を教えなければなりません。」

「その結果、人間は知識や技術を蓄積することになったということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。産まれて1年もしないうちに、うり坊のように食べ物を自分で見つけ、生きていけるのであれば、親から生きていくための知識を教えてもらう必要はありません。」

「実際、1番下のうり坊は、自分が発見した知識を親兄弟に教えていますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「人間の幼児は能力が低いので、親が知識や技術を教えなければならず、その結果、知識が蓄積して現代文明が形成されることになったということなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「やっと、イノシシが頭がいいのではなく、人間の脳の機能低下がひどいのだということが分かりました。ところで、父イノシシと一緒に苔庭を襲撃していた2匹のうり坊は、その後どうなったのですか」と町会長。

2021/12/8

<水道後記80>
まず、水道メーターの所から水道管を追って1メートルほど掘った。すると、2年ほど前に水道屋さんが修理した所が現れた。そのあたりを切断してポリエチレン管に繋げば、最長距離の卓球場への水道管にも、距離が推定できない茶室への水道管にも水が行かなくなる。

母屋の北東の門で2本の塩ビ管に繋げれば、水が漏れる可能性があるのは母屋の北側のコンクリートの基礎に沿って配管されている塩ビ管だけからだ。『水漏れは改善されるだろう』とアホポン化した頭で考えていた。<続く>

2024/11/22